- コードNo.
- 24-902-01 (大阪), 24-902-02 (東京)
みんなで議論して考える ~IT-BCP策定と訓練~
趣旨
医療施設におけるサイバー攻撃の被害は依然として深刻で、診療停止や患者の個人情報漏洩といった事例が後を絶ちません。これにより、医療機関の健全な運営が大きく損なわれ、患者の安全が脅かされるリスクが増加しています。このため、こうした脅威に直面した際に被害を最小限に抑え、迅速に診療体制を復旧させることが、関連する法令やガイドライン、診療報酬制度等でも強く求められ、IT-BCP の策定と定期的な訓練の実施が急務となっています。多くの医療情報技師がこれらの課題に対応していますが、「何から始めればよいか」「どう進めればよいか」「訓練はどう実施すればよいか」といった悩みを抱えているのが現状です。
本セミナーでは、医療機関が直面するサイバー攻撃に対する具体的な事例や対策、IT-BCPの実践的な策定方法について解説します。さらに、グループワークを通じて実践的な知識を深め、各施設におけるIT-BCPの策定や訓練に役立てることを目的としています。
概要
- 開催方法
- 集合形式・グループワークあり・Web Live配信なし
- 会場
- 受講料
- 10,000円
- 技師更新ポイント
- 10ポイント
- 募集定員
60名
- 募集期間
- 2025 年1月6 日(月) 募集締め切り PM 14:00
2025 年1月7日(火) 入金締め切り - 注意
- 今回のセミナーは、集合形式のセミナーとグループワークの組み合わせで実施します。
① セミナー当日の資料について
• 当日使用するハンドアウト資料は、事前に、ご自身でダウンロードをお願いします。セミナー開催日の約1週間前に、資料ダウンロードサイトのURLをメールでお知らせいたします。
• 当日、紙媒体の資料は用意しません。参加者ご自身で事前印刷などをして持参してください。
② 昼食について
• いずれの会場も昼食を用意いたしませんので、ご注意ください。
• 会場での飲食は可能ですが、会場内を汚さないように注意してください。また、ゴミは必ずお持ち帰りください。
③ その他
• 会場は医療施設内です。当日は、施設内の駐車場はご利用いただけませんので、公共交通機関(電車・バスなど)をご利用ください。
• 今回のセミナーは、集合形式となります。当日体調が優れない場合は、受講の見合わせにご協力ください。なお、体調不良により参加できない場合であっても、受講料は返金いたしません。
• セミナー受講に際しての交通機関、宿泊施設の利用については、すべて参加者の責任となります。これらのトラブルによりセミナーを欠席なさる場合であっても、受講料返金等の対応はいたしかねますので、ご了承ください。
内容・プログラム
今回のセミナーは、集合形式のセミナーとグループワークの組み合わせで実施します。- 09:30~10:00
- 受付
- 10:00~10:05
- 挨拶
- 10:05~11:00
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講演① 医療機関におけるIT-BCPとは?
講師:一般社団法人ソフトウェア協会 副会長 萩原 健太 先生 - 11:00~12:00
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講演② IT-BCP策定と訓練の事例
講師:武蔵野赤十字病院医療情報管理課 課長 岡田 謙二郎 先生 - 12:00~13:00
- 昼食休憩
- 13:00~16:00
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グループワーク
仮想医療機関(200床)について、以下の内容をグループで議論し、IT-BCPを策定します。
その後、初動対応を中心とした机上訓練を通して、実践的な対応を体験します。
・仮想医療機関(200床)がサイバー攻撃を受けた際の影響度
・システムの復旧順位と復旧時間
・サイバー攻撃を受けた際の院内体制と院内外への周知
※医療機関のBCP策定ではなく、IT-BCPにフォーカスした策定・訓練研修です。 - 16:00~16:55
- 全体ディカッション
- 16:00~17:00
- 挨拶・終了
現在お申込みの期間外です。